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11月22日(火)、『SUPER8/スーパーエイト』のブルーレイ&DVD発売記念上映会が、アメリカ・ビバリーヒルズにあるアカデミー賞事務局ビル内の劇場で開催された。

 監督のJ・J・エイブラムス、主演のジョエル・コートニー(ジョー)、ライリー・グリフィス(チャールズ)、ライアン・リー(ケアリー)、ザック・ミルズ(プレストン)らがレッドカーペットに登場すると、子役たちは劇中同様、仲良く揃ってレッドカーペットを歩き、時折、小柄なリーを抱えてみせるなど、おふざけを楽しみながら笑顔でポーズをとっていた。ヒロインのアリスを演じた、今、世界が注目する女優のエル・ファニングが表れると会場の熱気は一気に盛り上がった。  また、本作からはジョエル・マッキノン・ミラー(チャールズの父)ほか、エイブラムスの期待の新ドラマ『アルカトラズ』からジョニー・コインも応援に駆けつけた。
Q:スーパー8カメラで映画制作をした自身の少年時代を振り返って一番の思い出は?
J・J・エイブラムス「友人たちをマジメにさせるのに必死こいていたってことだよ。なぜなら、みんな映画作りなんてどうでもいいって感じだったからね。だから「おいおい、みんな、マジメにやってくれよ」って言ったもんさ。ぼくほど真剣に取り組んでいるヤツはいなかったんだ。でもみんな良いヤツで、一緒に映画を作ってくれたけどね」

Q:撮影現場でのJ・J・エイブラムス監督はどんな人?
エル・ファニング「JJは、天才よ。現場で彼を見たら分かるわ。彼は細かいことにも常に注意を払うの。だからこそ、この映画がとても特別なものになったのよ。JJは、1970年代に少年時代を過ごした。彼はまさにこの映画に登場する少年たちの一人だったのよ。だから、どんな感じかをとてもよく知っていた。そんなワケでジョーの寝室も、彼が最後の仕上げをしたのよ。 JJといろいろ話し合い、駅のシーンのリハーサルはあまりやらないことで意見が一致したの。あのシーンは、ちょっと複雑だったわ。なぜなら劇中劇だったんだもの。しかも、私の役アリスは、女優になりたくて映画制作に参加したんじゃなくて、ただ父親から逃れたくて少年たちと連むことにしただけ。だから、『で、ここで泣く』と言われても『へ?』って感じの反応を示すようなノリが必要だったの。しかも、みんなより年上って設定だったから、そういう風に演じる必要もあったわ」

ジョエル・コートニー「撮影中、JJはぼくの先生だったよ。最高の演技の先生だね。しかも、どんな質問にも答えてくれた。DVDとブルーレイの特典映像をすでに全部見ちゃったんだ。オーディション裏話とか、マジックがとても上手な撮影監督の素晴らしいマジシャンぶりとかが紹介されているんだ」
集まった取材陣全員のインタビューをこなすため最後まで残っていたエイブラムスが会場内に消えた後、本編の上映がスタート。上映終了後には、エイブラムス、ファニング、コートニーらが壇上に登場し、司会者との質疑応答を行った。

取材陣へのお土産は、ランチボックスに入った『SUPER8/スーパーエイト』のブルーレイと70年代当時のアメリカの駄菓子だった。にくいっ!