お金稼ぎはこの4人から学べ!
4000億を稼ぎ出した男たちが
実践した4つのこと
1.先入観を捨てて物事を見極める!
Tシャツと短パン姿で、ヘヴィ・メタルを愛聴する変わり種トレーダーのマイケルは、「現在の住宅景気は“バブル”であり、いつまでも続くはずがない」ということに気づきます。景気や市場は社会の“空気”にも影響を受けますが、自分もそこに埋没してしまっては本質は見抜けません。「周りがこうだから」と安心するのではなく、まずは先入観を疑ってみることが大切なのです。
2.情報を徹底的に洗い出す!
マイケルは、住宅ローンを基にした投資商品を徹底的にリサーチしてそのカラクリを暴きますが、地道な聞き込み調査で真実にたどり着くのが、小さな投資会社を率いているマークです。マークは住宅価格が急上昇している現地・マイアミに赴き、好景気とは程遠い庶民の現実から、バブル崩壊が近いことを知るのです。“直感”はそのままでは単なるアイディアに過ぎません。徹底的に情報を洗い出すことによって、それは“確信”へと変わります。
3.人脈やコネ、周囲に
協力を頼むのを惜しまない!
誰にも負けない特別な能力があるのなら別ですが、1人でやれることには限界があります。「4000億稼いだ男たちの実話」からは、人脈やコネを活用する大切さも学び取ることができます。銀行勤めのジャレドという人物は、住宅バブルの崩壊にハナを利かせた1人ですが、会社勤めで自由に動けないこともあり、実際の調査を前述のマークに依頼するのです(マークを説得するプレゼン術も見ものです)。また、元・腕利きトレーダーのベンが経験の浅い若い投資家の相談に乗り、バックアップする様子からも、1人で考え込むのではなく「頼れるところには頼っちゃえ!」という開き直りが成功をもたらすことが分かります。
4.「コレだ!」と確信したら、
最後まで自分の信念を疑わない!
“直感”が“確信”に変わったなら、あとはその自分の信念を最後まで疑わないことが重要です。マイケル、マーク、ジャレド、ベンが4000億円を稼ぎ出したのは、それを貫いたからに他なりません。彼らはバブルが崩壊して株価が暴落した際の「保険」を買い占めるのですが、「そんなことが起こるわけがない」と周囲に笑われたり、反対意見に見舞われます。しかしそこで信念を曲げなかったことが、巨万の富を得る勝因となるのです。