ミディアム 〜霊能捜査官アリソン・デュボア〜

Introduction

家庭の妻であり娘三人の母であるアリソンが、死者とコミュニケーション
できる霊能者として犯罪捜査に協力していく姿を描く新感覚ミステリー。

アリソン・デュボア

アリソン・デュボア

1972年アリゾナ州生まれ。6歳で死者の声を聞き、霊能力を 活かして全米の司法機関で犯罪捜査官として活躍中。 半生を綴った自伝書はニューヨーク タイムズベストセラーランキング入り。

実話に基づくミステリー&サスペンス! 1話完結でもハマる「ミディアム」のスピリチュアルワールド!  実在する女性霊能者アリソン・デュボアをモデルに、ヒロインの数奇な日常を描いた犯罪ミステリー
「ミディアム〜霊能捜査官アリソン・デュボア〜」。2005年に全米NBCネットワークで放送が開始され、
高視聴率を記録。主演のパトリシア・アークエットは TV界のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞で、
主演女優賞を受賞した。

本作は、サスペンス・ドラマとして非常にクオリティの高い作品である一方、霊感というスピリチュ
アルな能力ゆえに、正確を期する犯罪捜査において、自分の能力に疑問を抱いて悩むヒロイン。
霊能力を使い過ぎて消耗し、犠牲になる家庭生活。夫とのすれ違いや、仕事と子育ての間で溜まっていく ストレス…。根強いブームの“スピリチュアル”な世界から、仕事を持つ既婚女性の悩みまで、共感で きるテーマがふんだんに取り入れられているのも魅力的な要素となっている。

近年、アメリカ・ドラマ界では女性主人公が活躍する作品(「クローザー」「コールドケース」など)が
多く、本作はその中でも人気・実績ともにトップクラスの番組。2007年5月に終了したシーズン3も好調
だったため、すでにシーズン4の放送も決定している。日本では2006年よりWOWOWにて放送開始、大反響の 人気番組となっている。

シーズン2(2008年、DVDリリース予定)の第9話は全米放送時、TV誌に3Dメガネが付録で付けられ、一部の 場面を3Dで放送したという。人気番組ならではの試みといえる。

アリソン役のパトリシア・アークエットのほかにも、映画でも活躍する有名俳優が多数出演!

ヒロインを熱演しているのは、映画女優、パトリシア・アークエット。姉は「グラン・ブルー」のロザ ンナ。父親、そして兄弟も全員俳優という芸能一家出身。1987年、「エルム街の悪夢3/惨劇の館」で 映画デビューし、「トゥルー・ロマンス」(93)で大ブレイク。TVに活躍の場を移した本作で、2005年度 エミー賞ドラマ・シリーズ主演女優賞など、更なる評価を獲得。私生活では1995年に俳優ニコラス・ケイ ジと結婚するが、2001年に離婚し、2006年には「パニッシャー」の主演俳優トーマス・ジェーンと再婚。 トーマスは、「ミディアム」のシーズン3にゲスト出演している。

理想的なアリソンの夫ジョーを好演しているのは、「ジョー・ブラックをよろしく」、「U−571」など ハリウッド大作にいくつも出演経験のあるジェイク・ウェバー。

デヴァロス検事を貫禄たっぷりに演じているのは、「今そこにある危機」、「ブロウ」など数々の映画で 名バイ・プレイヤーとして活躍してきたミゲル・サンドヴァル。「ヒューマンネイチュア」ではパトリシ アと共演したことも。

荒っぽさの中に優しさを持つスキャンロン刑事役には、「生きてこそ」、「ALI アリ」のデヴィッド・ キュービット。彼は「21ジャンプ・ストリート」、「X―ファイル」といったTVドラマにゲスト出演の 経験もある。

アリソンと家族のように親しくなるプッシュ警部は、「フルメタル・ジャケット」、「記憶の棘」の ベテラン俳優アーリス・ハワードが演じている。

「フレイジャー」「こちらブルームーン探偵社」のTV界の大御所ヒットメーカーが集結!

さらに、作品を支えるスタッフが一流ぞろいの本作。企画・製作総指揮を務めているのは、ブルース・ウィ リスの出世作となったTVドラマ「こちらブルームーン探偵社」を送り出したグレン・ゴードン・キャロン。 「ミディアム」では、監督や脚本でも手腕を発揮している。

大ヒットTVシリーズ「フレイジャー」の主演俳優で、エミー賞コメディ・シリーズ主演男優賞を4回も 受賞しているケルシー・グラマーも、「ミディアム」の製作総指揮に名を連ねている。今後ゲスト出演する 予定だそうで、なんと“死者からの使い”役というから楽しみだ。ちなみに、「フレイジャー」のロズ役 でおなじみの女優ペリ・ギルピンも、シーズン3にアリソンの母親役でゲスト出演している。

音楽を担当しているのは、「名探偵モンク」でエミー賞のメイン・タイトル・テーマ音楽賞を受賞した ジェフ・ビール。

キャストも製作陣も超豪華な「ミディアム」は、一話完結形式でありながら、続けて見れば見るほど絶対 はまっていく、見応えのある秀作となっている。