規制の少ないケーブル局で放送された本作は、グロテスクともとれる死体描写など、作り手の妥協しない"本気"の表現が見どころの一つ。19世紀のニューヨークを再現した巨大なセットや衣裳、時代の空気を見事に捉えた映像が高く評価され、エミー賞では撮影、衣裳、美術賞など6部門ノミネート！（うち、視覚効果賞を受賞！）ゴールデングローブ賞では作品賞に加え主演のダニエル・ブリュールが、ベネディクト・カンバーバッチ、ヒュー・グラントら錚々たるメンバーに並んで主演男優賞ノミネート！昨今、映画を超える発展を遂げた米TV界において、他にも多くのTV賞ノミネートで快進撃を続け、「エイリアニスト」旋風が巻き起こっている！

スタッフに、『007』シリーズ次回作の監督に抜擢され話題のキャリー・ジョージ・フクナガ、「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」のスティーヴ・ゴリン、映画賞レースを賑わせている『アリー/スター誕生』の脚本家エリック・ロス、E・マックス・フライ、ホセイン・アミニらが製作総指揮で参加。
主演は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など大作映画にも出演する俳優ダニエル・ブリュール。脇を固めるのは『ワイルド・スピード』シリーズや『美女と野獣』で知られる人気俳優ルーク・エヴァンスと『I am Sam アイ・アム・サム』などでの天才子役から魅力的な女優へと成長したダコタ・ファニング。その他キャストも海外ドラマ・映画で活躍する人気・実力派俳優が集結した。

世紀末版「羊たちの沈黙」とも評されたベストセラー小説が原作の本作は、まだ科学捜査が一般的でなかった時代を舞台に、その有効性に着目した特捜班の活躍をスリリングに描き上げる。プロファイリング、指紋鑑定、法医学といった、今では必要不可欠な手法を手探りで試していく捜査シーンは実に新鮮で、特に主人公の精神科医が猟奇犯の心理に同調しようと、収監されている凶悪犯と対峙する場面は迫力満点！まさにプロファイリングドラマの真髄！